M&Gは大自然の循環にひと工夫を加え、皆様に自然の恵みをお届けする事業を目指しています。自然あっての私たち。「爽美林」の製造販売を通して、M&Gはエコについて真剣に考えます。
まずは身近なところから
エコ石けんは生態系を守る

大地が育んだ樹木から生まれる「爽美林」は、自然が豊かだからこそ受けられる恩恵です。そんな自然を大切にしたいから、M&Gは環境保全活動に取り組んでいます。その一つが「爽美林 地球にやさしいエコ石けん」の製造販売。一般家庭や学校給食で揚げ物などに使われた油を、環境中に排出される前にボランティアで回収します。そしてさらに丁寧な精製工程を加え、お肌にも地球にもやさしい石けんに生まれ変わらせました。もちろん「爽美林」も配合していますので、合成洗剤にはない洗い上がりと優しさが実感できるはずです。
ではエコ石けん(リサイクル石けん)を使うとなぜ環境にやさしいのでしょうか?それは
- 一般家庭から廃油の流出を抑えるから
- エコ石けんとして使用された後に排出されれば、短期間で分解されるから
油をそのまま排出したのでは環境破壊につながりますが、エコ石けんとして使用された後であれば、短期間で微生物や小魚の餌となり、スムーズに分解されるのです。化学的に作られた洗剤ではこうはいきません。また化学薬品によくあるフェノールを含んでいませんので、環境ホルモンも発生しないエコ商品なのです。
きれいな環境があっての私たち。M&Gのエコ石けん作りはこれからも続きます。
炭や木酢液を使うことも立派なエコ
エコと言えば木酢液を採取する炭焼きも、一つのエコだと考えています。
- ① CO2削減へ。二酸化炭素を吐き出す木を伐採できるから。
- 意外と知られていませんが、二酸化炭素を吸って酸素を出してくれる樹木は、実は歳を重ねるにつれて逆に酸素を吸って二酸化炭素を吐き出すようになります。だから樹齢を見計らって適宜伐採が必要なんです。さらに伐採した木を燃焼させれば二酸化炭素が排出されますが、炭にすれば二酸化炭素は発生しません(炭素(C)の塊を作るわけですので)。だから炭や木酢液は二酸化炭素削減につながるエコ商品なのです。
- ②「伐採⇒炭焼き⇒山林の生長」のサイクル促進で日本の山林を守れるから。
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しかも「爽美林」の原料にもなっているナラなどの広葉樹は、根本から伐採してもすぐその横からわき芽が生えてきて、短期間で立派な木に生長します。このようなわき芽は伐根に残された養分を利用することで、植林するよりも速く生長するのです。 植林しなくても環境が保全される。昔から日本ではこの伐採、炭焼き、生長の循環が盛んに行われ、美しい山林を保ってきました。しかし1960年代の燃料革命によって化石燃料が行き渡ってから、その好循環は一変します。これまで15~30年間隔で伐採されていた木々は放置され、日本の森林は荒れてゆきました。ここ最近マスコミにも取り上げられている「ナラ枯れ(昆虫が病原真菌を運び、ナラを枯死させる被害)」も、そういった放置林で多く見受けられるようです。やはり適度に人の手を加えてやることが必要。だから広葉樹からできた炭や木酢液を使うことは、かつての好循環を取り戻し、日本の山林を守ることにつながるエコ活動なのです。

杉や檜と異なり、ナラなどの広葉樹はこのように伐採し、植林しなくても再び勢いを取り戻す。
大切な木の芽が食べ尽くされないよう、
増えすぎた鹿を、人に、ペットに。
さらに近年はナラやクヌギで炭を焼くこの循環に、新たな問題が出てきました。それは、日本各地で異常繁殖している鹿の食害です。クヌギやナラが大きく生長する前に、鹿がわき芽を食べつくしてしまうのです。これでは山の循環が途切れてしまいます。
鹿の異常繁殖は、私たちが暮らす丹波の山里も例外ではありません。一昔前からの過剰な禁猟政策や、温暖化の影響で越冬できる個体数が増えてきているのが原因だとか。山の鹿が増えれば自然の豊かさをイメージしがちですが、一方でその増え続けた鹿は人里に下りてきて農作物に甚大な被害をもたらすという一面もあります。兵庫県ではこの3年だけで農業被害額が3倍に膨れ上がりました。また前述の通り、山の苗木を食いつくしてしまうと木々の成長の妨げになり、さらに低木が無くなった山林では土砂の流出まで懸念されます。
そこで行政は、鹿の被害を減らすべく毎年多くの鹿を殺処分し、山に埋めてきました。
- 増えすぎた鹿を、人に。
- 「とは言え、せっかく生を受けて丹波の山に棲みついた鹿やのに、増えすぎたから言うて人間の都合で殺して、そのまま捨ててしまうのはいかがなもんか。それでは鹿もあわれやで。」ということで、M&Gの創業者前川進吉は、友人とともに鹿の精肉会社「丹波姫もみじ」(http://www.tanba2005.co.jp/)を設立しました。食肉にすることで、鹿の命を無駄にはさせない。
この野生鹿は余分な脂身が無く、低カロリー高たんぱくでとにかく美味しいと、フランス料理のジビエにも使われる高級食材として人気です。設立の背景に賛同していただいた方々の協力も得て、今では全国に出荷されるようになりました。 - 増えすぎた鹿を、ペットに。
- またちょうどその頃、人間同様、アレルギー性皮膚炎に苦しむ犬や、過食からかメタボとなった犬が多くいるとマスメディアが報じ始めていました。「丹波の野生鹿は野山の恵みだけを食べて育ってるんやから、アレルギーとは無縁の貴重な食材になるはず。低カロリーやし、メタボな犬にもぴったりや!」と思い立った前川は、愛犬「勘太」への試食で好感触を得たことを弾みに「EGサイクル」(http://www.eg-cycle.com/)というドッグフードの製造・販売事業を立ち上げました。原材料はもちろん野生鹿です。「丹波姫もみじ」にかけあい、人間用に精肉する部位以外の肉や骨、内臓などを調達。とにかくせっかくいただいた鹿の命ですから、無駄なく使いきります。試作段階では勘太だけでなくご近所の犬の食いつきも最高!あとは量産体制の確立と、販路の開拓が当面の課題です。
増えすぎた鹿の食害を減らし、山や畑を守りつつも、人やペットには健康的な食材を提供する。私たちはまだまだ微力ですが、このような活動を通して少しでも生態系のバランスの崩れを改善できればいいな、と願っています。
これからも、大好きな地球のために、私たちができることを実行していきます。

